学年や制度はどう違う?アメリカの学校比較サイトの使い方

学年や制度はどう違う?アメリカの学校比較サイトの使い方

アメリカ駐在準備中のみちしたゆきです。

いまは日本にいながらカリフォルニアで住む家を探しているところ。

しかし、子供が現地の公立校に進学する場合には「居住エリア」によって「子供の学校」が決まるので、まずは学校について調べる必要があります。(一部、日本でいう越境入学のようなことが可能な場合もあるそうです。)

長男は小学校2年生の1学期終了くらいのタイミングで渡米後、2019年9月にアメリカでElementary Schoolに編入となる予定です。願書の提出期限は夏休み前が多いこともあり、日本にいる間に学校の目星をつけて家が決まったらすぐに願書を出せるようにしておきたいと思っています。

今回は、日本でできるアメリカの学校の下調べについて、わたしが行った方法や学んだことをご紹介します!

便利な学校評価サイト Great! SCHOOLS

わたしが活用したのは独立した非営利団体”Great Schools”の学校評価サイト。

https://www.greatschools.org/

州や国の機関と協力して、すべての州の主だった学校(PreK~ハイスクールまで)のデータを取得しているそうです。テストスコアだけでなく、学習の進捗状況や高校であれば大学の準備状況などもスコアに加味されているようです。また、低所得や障害など様々な環境にある生徒が適切にサポートされて学業で成果を上げているかも数値化されています。

こちらのサイトの簡単な見方を説明します。

地域や校区を絞って検索

都市名、郵便番号、住所、学校名などで検索すると、このような検索結果が出てきます。

https://www.greatschools.org/

学校がある場所にピンが立っています。円の中の数字がその学校のスコアです(10点満点)。ここからさらに検索結果を絞ることができます。

■学校のタイプ
Public school / district – 公立校
Public school / Charter – 公設の民間運営校(公立校のくくりです)
Private schools – 私立校

PreK / Elementary / Middle / High
図中では簡略して小学校・中学校・高校と記載しましたが、アメリカは日本の6・3・3制度と異なります。州によって5・3・4または6・2・4が主流だそうです。各学年(グレード)をK*と表します。 (Elementary の1stグレードであればK1)
PreKというのは Elementary 就学前の子供の教育機関です。

各校の詳細画面を確認

各校の画面では詳細なデータを確認することができます。

https://www.greatschools.org/
  • 所在地/学区/連絡先
  • 評価スコア
  • レビュー(口コミ)
  • どの学年までが対象の学校か
  • 生徒数
  • 学校タイプ(Public(公立校)/ Public charter(公設民間運営校)/Private(私立))

評価スコアの内訳(カリフォルニア州の小学校の場合)

https://www.greatschools.org/

■Test Scores
州の標準評価を基準とし、試験である習熟度以上のスコアを獲得した学生の割合に基づくスコア。

■Ecuity Overview
州平均と比較して、学校が不利な条件の学生グループをどの程度よく教育しているかのスコア。

■ Student Progress
学業の進捗度に基づくスコア。学生が期間内にどれくらい伸びたかという指標なので、もともと成績優秀者が多い場合には、このスコアが伸びない場合もある。
※見本の図はカリフォルニア州の学校で、データ提供がない州であるため、代わりにAcademic Progressが表示されています。(個人ではなく学校全体の成長率)

College Readiness/Advanced Courses
High Schoolの評価スコアの場合、大学の準備評価や上級コースの評価なども含まれるようです。

さらに下記のような詳細を確認することができます。

https://www.greatschools.org/

平等さの指標では、アメリカで不利な立場に置かれやすい非白人や低所得層のスコアを確認することができ、そういった生徒を学校がしっかりケアできているかの目安になります。

例えば低所得層以外と低所得層の生徒のテストスコアが同じくらいであれば、学校が経済的余裕のない生徒の学習面のケアを手厚くできているといえるでしょう。

また、英語の習熟度が低い子供が日本から行く場合には、 英語学習者の割合も学校選びの参考になるかもしれません。

https://www.greatschools.org/


みちした

「差別や格差による不利益は存在する」と認め、それを是正することを評価基準においているのがさすがアメリカだなと思いました!

校区となるエリアを確認

学校の校区(その学校が進学先となる住所エリア)を英語で School’s attendance area/zoneといいます。

各校の詳細画面をいちばん下までスクロールすると、学校周辺の地図が出てきます。そこで”See the school’s attendance zone”をクリックするとおおよその校区がわかります。

https://www.greatschools.org/

ただし、校区は流動的に変わることがあるそうなので、こちらのサイトの情報が最新ではない可能性があります。必ず学校に確認した方が良いようです。

ご注意ください!
英語初級者のわたしがGoogle翻訳を駆使しつつ、英語を読み解きました。誤っている箇所がある場合には教えていただけると大変助かります!お気軽にコメントください。

グレード(学年)について

日本では学校が4月はじまりですが、アメリカは主に9月。そして、州や校区によって就学対象のお誕生日の区切り方も異なるとのこと。アメリカ国内でも引っ越しをすると学年が変わることがあるんだそうです。

カリフォルニア州の場合は就学対象のお誕生日を9月で区切っているようです。その場合、9月1日までに6歳を迎えている子がK1の対象年齢となります。日本の4月~8月生まれの子が、カリフォルニア州で編入すると1つ上の学年になるということですね。

例)2010年《8月生まれ》の子 = 2016年8月に6歳
 日本:2017年4月~ 新1年生、2018年4月〜 新2年生
 アメリカ:2016年9月~ 新K1、2017年9月〜 新K2
例)2010年《12月生まれ》の子 = 2016年12月に6歳
 日本:2017年4月~ 新1年生、2018年4月〜 新2年生
 アメリカ:2017年9月~ 新K1、2018年9月〜 新K2

新生活や英語での授業の不安がある場合、1つ下の学年に編入するという方法も可能だそうです。(アメリカでは移住者でなくとも、習熟度を上げるために下の学年から始めるということは珍しくないとのこと。日本の感覚とはだいぶ異なり、 義務教育期間でも学年の上がり下がりは個人の能力や状況に合わせるようですね!)

治安について

日本もそうだと思いますが、アメリカでも治安がいい地域の学校はレベルが高いと言われています。学校のレベルが高い場合には、その校区も比較的治安がいいと考えてよいかもしれません。当然ながら、現地に住んでいる方の生きた情報も仕入れつつ、検討してみてはいかがでしょうか。


わたしは今回ご紹介したサイトの情報と、現地駐在経験のある方の情報を頼りに学校の候補を絞り込んでいます。あとは、一足先に現地入りする夫に、実際に足を運んでもらって最終決定したいと思います。

以上、皆さまのご参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!

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